今回は、あなたが集客できない理由について話します。
以前の私も、同じ苦しみを味わったから気づいたことなので参考にしてください。

院経営における2つの悩み

ごめんなさい。私の場合は、一人院で営業している間は集客で困ったことは1度もありません。また、一度来院したお客様は治るまで通ってくれるのが当たり前でした。

そのため、集客(集患)に関しては全く関心がありませんでした。

しかし、世の中そんなに甘くはありませんでした。

ノー天気で、技術力があれば人が来てくださると思っていた私は、2005年から毎年鍼灸学校の新卒生を採用し始めました。

一所懸命教育した新人鍼灸師さんのお客様を集めたいと思った時に初めて、『あれ?! 集客できない・・・』という苦しみを、これでもかと言うほどギリギリギリッと体験することとなりました。

集客(集患)

ということは、自分が働いた収入で給料を払う状態です。そのため、とてもきついなという感じが約1年続きました。そこから急に経営の勉強を始めたわけです。

そのようなきつい状況になって初めて、自分をはじめ周囲の同業者を眺めてみると、一人院の悩みには以下の2つがあるのだと気づきました。

  1. 技術に自信が持てない悩み
  2. 集客できない悩み
  3.    

現実は厳しいです。技術と集客は全く別物として学ぶ必要があるのです。

技術者としてのスキルを上げる

技術者として技術料金をいただいて院運営をするなら、最低でもターゲットとなるお客様が満足する技術は持っている必要があります。

専門学校では国家資格は取れます。しかし、技術を極めてくれるわけではありません。そこで、在学中もしくは卒業後に個人で学び続けることが必要になります。

学ぶ方法としては3つあります。


  1. 本やDVDなどで間接的に学ぶ
  2. セミナー等で直接学ぶ
  3. 臨床現場で施術実践ん中から学ぶ

学ぶ方法は自由です。しかし、あなたのターゲットとするお客様が満足してくださり、口コミしてくれるぐらいの技術力を身につけてください。

この技術力がないと、お客様が集客できてもリピートしていただくことは厳しいです。

お客様は、いつも正しいです。もし、自分に合わないと思えば来院しなくなります。良くなりそうと思えば納得するまで通います。

術者が、無理に来院させようといくらトークを工夫しても、本質である技術がお粗末ではすぐに見抜かれてしまいます。

ターゲットのお客様が満足できる技術力は、一人院として成功するために最低限必要なことです。

経営者としてのスキルを学ぶ

鍼灸・柔道整復の専門学校、または整体の専門学校では、経営や集客について詳しく学ぶことはありません。

しかし、一人院を経営する上では経営の知識は必須です。

田舎で近所に整体院があまりなければ、経営能力は大きく影響しないかもしれません。

逆に、整体院が飽和状態の都会は、整体の認知度が高いメリットはある反面、技術がよければ人が来るというわけではないのです。

都会でも、お粗末な技術では話になりませんが、技術さえよければ何もしないで集客できると考えるのは早計です。

あなたの院がいかにお客様の目に触れ、お客様が予約したい気持ちになるかをいつも考える必要があります。広告、ホームページ、看板など全てにおいてです。

技術力のみでお客様が来て下さるのは、ある程度技術に磨きがかかってからのことで、開業してすぐにそれを望める術者は少ないことでしょう。

そのため、一人院運営においては、技術と集客は別のものであると認識することが大切です。

自分は経営の知識がないと思うなら、必死で勉強してできるところから実践しましょう。

経営を学ぶ時に大切になるのは、経営(集客)とは何かの全体像を知ることです。

私は経営に関しては、大きく分けると3つあると思っています。

お客様対応を学ぶ

お客様とのコミュニケーションスキル次第で、お客さまが術者のファンになってくださるかどうかが決まることはよくあります。

お客様の接客能力や、お客様の気持ちを察して行動することはとても大事です。

このサイト内のリピート・コミュニケーションの中に、一人院のお客様対応に役立つ詳細が載っていますので参考にしてください。

豊かになるお金の考え方を身につける

お金は良いものだと思えた量に比例してお金はあなたの元へ集まってきます。

お金がない人はいつまでもないままだし、お金が増える人はどんどん増えていくものです。不思議ですが事実です。

長年、整体師の方々とお付き合いし、また臨床でもお客様との会話の中で「お金について」話したりしてわかってきたことがあります。

お金は、あなたがが、「お金が好き」なら近づいてくるし、「お金が嫌い」なら遠ざかっていくということです。

例えば、クリスチャンの方は、「金持ちが天国に入るのは、ラクダが針の穴を通るくらい難しい」と教育されています。

これは、あえて極論を言えば、金持ちは天国には入れないという意味です。

そこで、天国に帰りたい熱心なクリスチャンは、お金を遠ざけよう、お金を近づけまいという心理が無意識に働きます。

これは表面意識ではなく心の中(潜在意識)で起こっていることなので、本人は気づいていません

現実の行動はお金が欲しくて努力しているのに、心の中(潜在意識)では断固としてお金を拒否しているため、努力しても努力してもお金が貯まらないのです。

これは、誤解がないように言いますが、宗教をやめろと言っているのではありません。

心がキレイな信仰者の場合、お金に対する考え方をどのように変えたら天国に入れるかを再考する必要があります。

よくよく考えて、自分なりの答えとして「お金は良いものである」「お金大好き」の心境になれたらお金はあなたに近づいてきます。

というより、以前からお金はあなたの近くにいたのです。あなたが拒否していただけのことです。

自分の心の中(潜在意識)にお金を拒否するもう一人の自分を発見したら、「お金は良いものだ」と言い聞かせましょう。

お金は良いものだと信じた程度に比例して、私たちは豊かになることができます。

スタッフ育成の方法を学ぶ

  
スタッフが成長して働いてくれると、売上もお客さんの笑顔もあなたの自由も増えます。

一人院がある程度軌道に乗ったら、スタッフを雇用することになると思います。

その時に、スタッフ一人でしっかり売り上げが立つ状態を構築できたら、あなたは自由な時間を確保できます。

自由な時間ができれば、今までやりたかったことができます。例えば以下のようなことです。

  • 具合が悪い時は休むことができる
  • 定休日を増やせる
  • 家族との時間を大切にできる
  • 考えるための一人の時間を確保できる
  • 趣味や旅行など心をリフレッシュする時間が取れる

このように、スタッフに院運営が任せられるようになると、あなたの自由な時間が増えます。ただし、それは雇っただけでは実現しません。

教育ですから時間をかけ、繰り返し繰り返し伝えて育成することでゆっくり実現してきます。

常時いてくれるスタッフといい関係が築けると、売上もお客さんの笑顔もあなたの自由も比例して増えます。

ただし、これも教育の指針や考え方などを知り、忍耐強く育成しないと途中で離脱することになります。

そのため雇用にあたっては、教育の方法をあなたが先に学んでおく必要があるのです。

以上大きく分けると、お客様対応、お金の考え方、スタッフ育成がうまくできるとお客様は集まってきます。

さらに、リピート通院するお客様が増え、紹介のお客様も増えて院の経営がうまくいきます。

まとめ

このように、集客できない理由は大きく2つあります。1つは技術力、1つは経営力の問題です。

技術はあなたが望む方向で成功している先生の指導を仰ぎ、努力して成長していきましょう。

経営は、お客様対応、お金の考え方、スタッフ育成が大事だと思って必要なところから学びましょう。

この3つがうまくできれば、院の経営は安定して回り出します。

技術も経営もトライ&エラーを繰り返すことで実力になるので諦めずに努力したいものです。