「あなたの仕事は何ですか?」と聞かれたら「整体師です」と答える方が多いでしょう。しかし、本当にそうでしょうか?

今回は、あなたの仕事が何かを考えるヒントになることを願い、パーフェクト整体を学ばれた整体師さんから届いたメールを紹介します。

あなたの仕事は何ですか?

いただいたメールには、信じられないような現実が書いてありました。

金曜日に旦那さんに連れてこられた患者さん(50代女性)  

来院時は表情なく、靴をぬぐために足を上げることもできず、受付からベッドまでの移動に15分ほどかかり、時折痛いしか言いません。

何とかベッドに腰掛けさせても斜めに固まってます。

問診表の記入も無理そうなので、横で仁王立ちの旦那にどうしたのか聞いてみました。

すると・・・

10年前に10メートルほどの高さから投身自殺をして失敗し、圧迫骨折したとの事。。。

患者と旦那との間で固まりつつ、背中の手術跡(3か所プレ-トが入っている)を確認し、パーフェクト整体で教わった硬膜調整をしようと背臥位にするも、胸椎の後弯(プレート二枚入ってます)のため、頭部がベッドより浮きすぎて困難。

そこで、枕をかまして硬膜調整をした後、股・膝・足関節をみると、全部固まっています。

足から墜落したため、命は助かったものの両踵骨粉砕骨折、両膝プラトー骨折? 股関節???かな・・とあたりをつけてパーフェクト整体DVDに沿って施術するも太刀打ちできませんでした。

10分ほどで患者さんが痛みを訴えだしたため、座位に変えて脊柱の調整をして、最後にパーフェクト整体DVD(ぎっくり腰)のアレンジで、立位で患者さんに壁に手をついてもらってL5~TH10まで両側を拇指で押圧しながら、膝上げをしてもらい終了しました。

あまり、疼痛に関しては施術効果は出てなかったですが、背筋が伸びたのと、硬膜調整の前後での頭のサイズの変化
旦那が納得し通院することになりました。

下肢だけでなく上肢もみな固まっているため、パーフェクト整体で教わることすべてが、この患者さんのためにあるような内容に感じています。

3週目(6診)では、受付からベッドまで30秒ほどで移動できるようになり、「きつい痛みも取れて楽になってきた」
と話かけてもらえるようになりました。

旦那からも「介護で仕事を辞めたのに・・・もっと早く来ればよかった」と感謝していただきました。

(特に起床時の痛みが強く、トイレに行かせるまで30分かかっていたのが辛かったそうです。)

現在(15診)では、1人で来院されちゃんとスリッパをはいて院内に入ってこられ、出るときにはスリッパをそろえて帰られます。

しかも、初診時は表情がパーキンソン末期のような仮面様顔貌で痛いしかおっしゃらなっかったのですが、最近は
時折笑顔もみられるようになり、施術料金を値切ろうとするにまでなりました(笑) 

 

整体師は、お客様の人生を変えるお手伝いをしている

紹介した内容は、さりげなく書いて下さっているので救われます。

自殺未遂…

私だったらそう聞いただけで、辛くて治療できないかもしれません。それを難なくクリアーしてしまうあたりは、さすが、男性治療家のパワーだなと感心します。

さて、この先生は治療をしたのでしょうか?もちろん!治療しました。でも、それだけではありません。

奥様の気持ちを解放しました!

ご主人が再就職する機会を提供しました!

それって、お金に換算したらどれほど大きな貢献をしているのでしょう!?

施術を通して私たちは、お客様の体を治しているだけでなく、お客様の人生を変える仕事をしているのです。すごいことだと思います。

まとめ

このように私たちは、身体を治しているだけではありません。お客様の人生を変えるお手伝いをしているのです!

本当に尊い仕事をしています。

院の運営は、経営として成り立たなければお客様とのご縁が繋がりません。数字を見て黒字化を図ることはとても大切です。

しかし、数字だけ追いかけていると、いつの間にかお客様がお札に見えてきたりします。

施術家がお客様のことが札にしか見えなくなると、お客様は自分を人間として扱われていない、お札として扱われていると感じます。その結果、ますます経営が悪化していくことがあります。

院の経営に関しては、数字をしっかり管理することはとても大事です。

同時に、「自分の仕事は何か?」ということもよく考えて、自分なりの答えを出しておく必要があります。

高貴な仕事をしている自覚がある施術家の元には、心のケアもしてほしいお客様が自然に集まってきます。

このように、自分の仕事は何か?を明確にすることで、経営は安定します。時間をとってゆっくり考えて答えを出してください。