パーフェクト整体は膜&筋骨格系の調整法です。

骨格を調整するときは、軟部組織をいかにTP(テイッシュプル)して骨を持つことができるかが大事です。

TP(テイッシュプル)とは、まるでUFOキャッチャーのように、必要なものをそっと壊さずにつかむこととお考えください。

具体的に言うと、TP(ティッシュプル)とは、「ティッシュ=軟部組織」「プル=引く」ことで、操作目的の何かを触る時の「触り方」のことを言います。

TP(ティッシュプル)が上手にできなければ、術者が骨を動かしているつもりでも、実は軟部組織がゴニョゴニョ動いているだけになるからです。

そこで、今回は上手にTPして骨を固定する際の指の使い方についてご説明します。

TP:2つのコツ

軟部組織をTPして骨を固定するときにはコツが2つあります。

1つ目のコツは、指はパーとグーの間のどこかに置くこと。

2つ目のコツは、指腹ではなく指骨のエッジを使うこと。

それぞれ説明します。

指はパーからグーの間のどこかの位置に置く

指はパーとグーの間のどこかに置くとは、一体どういうことでしょうか?

答えは簡単です。指はグーパーするようにごく自然に動くからです。

そのため、どのような位置でお客様の骨を固定するときも、常に指はグーパーの間のどこかにあることになります。

当たり前すぎることですが、いざ新しい手法を学ぶときに、この当たり前の手の使い方ができなくなってしまいます。

特に、パーフェクト整体はお客様の自重を利用して操作することが多いため、お客様の体の下に手が入っていることがあります。

そのようなとき「どうやって固定しているんですか?」と聞かれます。

答えは同じ。「グーパー」のどこかの位置に置いてください」というだけです。

では、私たちはパーからグーにするとき何が起こっているのでしょうか?

親指を除く4指は全て、手首の橈骨動脈に向かいます。

手首の橈骨動脈とは、脈を測るときにドックンドックンする部位ですのでわかりやすいです。

そのため、施術していて指使いがわからなくなった時は、4指が橈骨動脈に向かって曲がるように動いているかどうか確認してください。

また、グーにする時全ての手の関節が卵を握るように屈曲しています。

上手にTP(ティッシュプル)できている時は、手の全関節が屈曲した状態で固定できています。

自己チェックの目安にしてください。

指腹ではなく指骨のエッジを使って骨を固定する

骨を固定する時は、指先ではなく指先の横のエッジを引っ掛けるようにすると、固定がずれたり動いたりしません。

イラストでご確認ください。

 

 

 

 

 

 

特に肩鎖関節などの狭い関節を操作する時は、指の横のエッジを引っ掛ける意識で行うと正確に固定ができます。

固定がうまくできないダメな例 

ダメな例も紹介します。

  • 指が伸びてしまう
  • 指の向きがバラバラ
  • 指腹を使って固定してしまう

このような状態だと手に力が入らず全く固定ができない状態になってしまいます。

気をつけると上達が早いのでご確認ください。

動画解説

では、動画でも解説してみます。3分28秒の動画です。

まとめ

このように、軟部組織をTPして骨を固定するには、指の使い方が大切です。

パーフェクト整体は膜&筋骨格系の調整法のため、膜リリースと骨格調整では明らかに指の使い方が変わります。

今回は骨格調整時の骨を固定する指の使い方をご紹介しました。

普段から意識して施術していただくと、パーフェクト整体がとても簡単だとおわかりいただけると思います。

念のため申し添えますと、膜リリースの際は指腹を使うことがほとんどです。

今回は骨の捉え方ですので、目的に合わせ指使いをコントロールしてください。

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