筋膜リリースのお悩みが寄せられました。

「筋膜同士の癒着がすごいところの施術に時間がかかってしまったり、とり切れなかったりすることがあります」

「筋膜が骨周辺に癒着しているとき、開放するのに筋肉の位置をはっきり意識せず、手触りでしているところがあります」

このような質問が寄せられたので、パーフェクト整体の視点でお答えします。

筋膜と一言で言っても構造により楽にできるところと、そうでないところがあります。

動画でも説明しましたので参考にしてください。

筋膜は、3種類に大別される

通常施術家が筋膜リリースできる部位は大きく3つに分けられます。

  1. 筋肉を包んでその端が骨に付く部分「起始・停止」
  2. 隣の筋肉と並走している部分「筋腹」
  3. 骨の隣を筋膜が走っている部分

筋膜 リリース

それぞれ違いがあるので筋膜リリースの操作は異なってくることは想像できますね。

では詳しく見ていきましょう。

筋肉を包んでその端が骨に付く部分「起始・停止」

解剖書に書かれている起始・停止の部分は、ペンキを塗る時のハケをイメージしてください。

筋膜は起始停止部で骨につくときにハケを押しつぶしたようについています。

ハケの繊維を1本1本バラして行くようなリリースの操作が必要です。

隣の筋肉と並走している部分「筋腹」

隣の筋肉を包む膜と並走しているところは、筋腹と呼ばれる部分です。

膜同士の癒着がなければ、全く別々の筋膜なので軽い力でリリースした方が緩みが早いです。

この筋腹の部分のリリースはみかんの房を割るようにそっと分ければ簡単に別々に離れていきます。

骨の隣を筋膜が走っている部分

骨と並走する筋膜が一番イメージしずらい部分かもしれません。

例えば、脛骨をイメージしてください。

前脛骨筋と脛骨は実際はビッタリと粘っているわけではありません。

かと言って起始停止のようなつき方でもありません。

前脛骨筋を包む強力な膜が、脛骨とゆるくつながっているだけです。

前脛骨筋は、歩くときに体重がかかります。

そのため前脛骨筋の筋膜は、解剖してみるとメチャクチャ分厚く立派です。

まるでジップロックような、厚みと強靭さを兼ね備えています。

だからしっかり圧をかけてリリースすることが重要です。

まとめ

このように筋膜リリースは、施術の部位の構造を理解すると楽にリリースすることができます。

自分が施術しようとしている膜が

  1. 筋肉を包んでその端が骨に付く部分「起始・停止」
  2. 隣の筋肉と並走している部分「筋腹」
  3. 骨の隣を筋膜が走っている部分

の、どれかを意識し、イメージして操作すると、今までよりも楽にリリースできます。

最後に動画にもまとめたのでご覧ください。

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