五十肩・慢性肩こりのお客様が、施術である程度楽になると、元の悪い状態に戻りたくないと考えるものです。

そのような時、お客様から「何か気をつけたらいいことはありますか」と、聞かれることがあります。

今回は、そのようなお客様の質問に最適なアドバイスがあるので紹介します。

五十肩、慢性肩こりの人の寝方のクセ

五十肩・慢性肩こりのお客様には共通する特徴があります。

その共通する特徴とは、肩甲胸郭関節が動かないということです。

そのため、五十肩や慢性の肩こりがひどい方は、就寝時に肩先に体重をかけて寝てしまいます。

肩先で自重を受け止めるような寝方をしてしまうと、寝ている間に肩鎖関節・胸鎖関節に負荷がかかります。

お客様がこのような寝方のクセがあると。術者が施術で肩周りを機能回復させても、次回来院時にはまたカチカチになってしまいます。このような状況は術者もお客様の双方辛いものです。

そのため、術者の施術効果が戻ってしまわない予防策として、お客様への術後アドバイスが必要になります。

お客様の五十肩、慢性肩こりが改善してきたら伝えること

五十肩・慢性の肩こりの方は、横向きに寝た時にある特徴があります。

その特徴とは、肩先で寝ることです。以下の写真をみてください。

写真では下側の右腕が見えています。このような肩先に自重がかかる寝方をすると、肩甲胸郭関節・肩鎖関節・胸鎖関節・肩甲上腕関節、これらの肩周りの関節全てが窮屈になります。

しかし、思い出してください。

肩こり知らずの健康な子供時代は、昼寝をする時に枕などしていなかったのではないでしょうか?

もし、あなたに小さいお子さんやお孫さんがいれば、昼寝している姿を見てください。

決して上記写真のように、肩先に体重をかっけては寝ていないはずです。

もし、肩甲胸郭関節、肩鎖関節、胸鎖関節、肩甲上腕関節がゆったりしていれば、下記の写真のように肩甲骨で体重を受け止めた状態で寝ることができます。

良い寝方では、嘘路から見た時に全く下側の腕が見えません。

もし、五十肩・慢性肩こりのお客様が術後にこのような寝方をすれば、施術したいい状態を保つことができます。

つまり、五十肩や慢性の肩こりの方に、これから紹介する方法を伝えると術者お客様の双方にいいことがあるのです。

  • 患者は、施術を重ねるたびによくなれる
  • 術者は、前回よくなったところからさらに改善できる

五十肩・慢性肩こりのお客様への寝方のアドバイス

五十肩・慢性肩こりのお客様へのアドバイスは、とても簡単です。以下で説明します。

1、まずは、肩に自重がかかるように真横に向いて寝る

2、下側の手を前に出して肩甲骨の上に体重がかかるようにする

下の手はどこにおいても大丈夫です。例えば寒い時期ですと、以下の写真のように手をお腹近くに持ってくるといいでしょう。

3、上側の手は下側の腕にどの位置でもいいので楽な位置に置く

とても簡単な方法ですが、良くなったお客様ががリバウンドしないためにも、ぜひお客様に紹介してください。

まとめ

今日ご紹介したことは、簡単な寝方のアドバイスです。

しかし、寝ている間にお客様が自分で壊しているという現実に気づいてもらうことは大切です。

お客様が気づいていれば再発予防に、自主的に気をつけてくれます。

そこで、あなたの施術である程度お客様の肩まわりが緩んできた頃に、この寝方をお客様に提案してください。

ただし、肩甲胸郭関節が緩んでいない場合は、この形で寝ることはとても苦しいです。

くれぐれも、肩甲胸郭関節がある程度良くなったら紹介するようにしてください。

最後に、肩甲胸郭関節がある程度良くなった段階の目安をご紹介します。

仰臥位に寝たお客様の肩甲骨を、術者の手で鷲づかみできるくらいになったら、肩甲胸郭関節が緩んでいると判断する目安です。

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