外反母趾はとても痛いものです。

施術で痛みが解消すると、お客様は「この痛みは再発しないのだろうか?」という不安でいっぱいです。

そこで、お客様は、外反母趾の痛みが引くと「再発しない方法はありますか」と施術者に質問します。

その時に、術者からお客様に再発防止のアドバイスとして言えることがいくつかあります。

ここでは、今までの臨床経験で有効だった「外反母趾の再発予防のアドバイス」を紹介します。

お客様の靴のかかとのすり減りが左右均等でない場合

お客様のかかとのすり減りが均等でない場合は、今までの靴を捨てることを提案してみましょう。

足がいい状態になっても、かかとが斜めになったままの靴を履くと、途端に外重心で歩くことになります。

外重心のまま歩くのは外反母趾を再発させる元です。

せっかくの施術を無駄にしないために、靴底が左右均一なものを意識して履くように伝えてください。

靴は、左右対称であることが大切なので、安価なものでも足に合えば大丈夫です。

外反母趾用の靴を選ぶ場合

外反母趾が痛くないように靴を選ぶ場合は、靴の横幅に注意しましょう。

横幅が広ければ、どのような靴でもいいわけではありません。

外反母趾の患部がきつく触れない程度にゆったりした幅がある靴を選びましょう。

横幅が広すぎると、その靴で歩いて一歩踏み出すたびに外反母趾の患部は体重を受け止めるため横に広がります。

そのため、横幅が広すぎる靴は外反母趾を悪化させます。

外反母趾の患部が、痛くない程度にフィットした横幅の靴を選ぶようにアドバイスしましょう。

そして、可能なら紐付きの靴を選び、しっかり紐で足根骨の部分を固定すると、外反母趾の患部の負担が減って歩きやすいです。

インソールを使う場合

術者がお客様にインソールをお勧めする場合は、お客様が痛みなく歩ける状態になってから進めるのがベストです。

治療の途中でインソールを使うのも、確かにお客様には有効です。

しかし、患部を正確に治療すればするほど、外反母趾と足のアーチの形が変わっていき、正常な足に近づいていきます。

そのため、痛みが解消し形状もある程度改善してから、インソール使用を提案しましょう。

術後のいい状態の足にあったインソールを選ベバ、お客様は何度もインソールを買い換えなくてすみます。

自宅にいる場合

自宅にいて靴を履いていない場合はできれば、5本指の靴下を履くようにおすすめしてください。

なぜなら、外反母趾のお客様は、歩行時に母趾に力が入らないからです。

外反母趾になると、5本指靴下にうまく足の指を入れられないお客様も少なくありません。

5本指靴下を履けば強制的に少し足指の間隔が開くため、5本指の靴下を履くことがリハビリにもなります。

さらに、室内では草履(ぞうり)や雪駄(せった)など、鼻緒がついたものをはいていると、外反母趾が矯正される方向に親指が誘導されます。

歩くときの注意点

正常な足では歩くときはかかとで着地したら小趾まで行った圧が第1中足指節関節まで移動して母趾で蹴りだします。

もちろんこのとき、母趾だけでなく他の4趾も大地をつかむようにして歩くのが正常です。

外反母趾 再発予防

外反母趾になっている方は、歩くときに第1中足指節関節で力強く蹴り出せていません。

足裏の別な場所で踏み出すため、力がかかった部位にタコや魚の目ができているのでそのことがわかります。

そのため、外反母趾治療後のお客様には、「歩くときに母趾で踏み出すように意識してください」とアドバイスしましょう。

意識することで、正しい歩き方ができると、外反母趾がさらによくなります。

まとめ

外反母趾は、足の痛みにとどまりません。

痛みのせいで体の軸が狂うと、腰痛や肩こり・頭痛などを引き起こします。

なぜなら、外反母趾のために崩れたバランスを全身で調整するため、体のあちこちにひずみが来てしまうからです。

そのため、外反母趾が改善し痛みが消失したら、ぜひ再発予防のアドバイスをしましょう。

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